緑内障とは
(視野が欠ける・気づきにくい)
緑内障とは、視神経がダメージを受けることで、見える範囲(視野)が徐々に狭くなっていく病気です。
初期には自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進行するのが特徴で、進行すると視野の一部が欠けたり、見えにくくなったりします。
緑内障の症状
(視野が欠ける・見えにくい)
緑内障では、次のような症状がみられることがあります。
ただし、多くの場合、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。
症状が現れたときには、すでに進行していることもあります。
- 視野の一部が欠ける
- 見える範囲が狭くなる
- 気づかないうちに見えにくくなる
- 進行すると日常生活に支障が出る

緑内障の原因
緑内障は、視神経がダメージを受けることで起こります。
原因の一つとして、目の中の圧力である眼圧が関係していると考えられています。
眼圧が高い状態が続くと視神経に負担がかかり、視野障害が起こることがあります。
ただし、眼圧が正常でも発症する正常眼圧緑内障もあります。
緑内障の検査(早期発見が重要)
緑内障の診断には、次のような検査を行います。
視力検査
現在の見え方を確認する基本的な検査です。
緑内障は初期には視力低下を感じにくい病気ですが、進行すると見え方に影響が出ることがあります。治療の経過をみるうえでも大切な検査です。
眼圧検査
目の中の圧力(眼圧)を測定する検査です。
眼圧は緑内障の最も重要なリスク因子のひとつであり、継続的に測定することで発症の有無や進行状態を把握します。
視野検査
見える範囲(視野)の欠けや異常を調べる検査です。
緑内障では、気づかないうちに周辺視野から徐々に欠けていくため、診断や進行の評価に欠かせない重要な検査です。
眼底検査
目の奥にある視神経や網膜の状態を観察する検査です。
緑内障では視神経が徐々にダメージを受けるため、その変化を直接確認し、早期発見や進行の判断に役立ちます。
緑内障の治療
緑内障は、一度失われた視野を元に戻すことは難しいため、進行を抑える治療が重要になります。
点眼治療
緑内障治療の基本となる方法です。
眼圧を下げる点眼薬を継続して使用することで、視神経への負担を軽減し、病気の進行を抑えます。毎日欠かさず続けることが重要です。
レーザー治療
点眼治療で十分な効果が得られない場合や、点眼が難しい場合に行われる治療です。
房水の流れを改善して眼圧を下げることを目的としており、外来で短時間に行えるのが特徴です。
手術
点眼やレーザーでも眼圧のコントロールが難しい場合に検討されます。
房水の流れを新たに作る、または改善することで眼圧を下げ、緑内障の進行を抑える治療です。病状に応じて適切な手術方法を選択します。
このような方はご相談ください
次のような方は、眼科での検査をおすすめします。
- 健康診断で眼圧が高いと言われた
- 家族に緑内障の方がいる
- 40歳以上で眼科検診を受けていない
- 視野が狭く感じる
緑内障は早期発見・早期治療が大切な病気です。
気になる症状がある場合や、定期検診をご希望の方はお気軽にご相談ください。